せぼねの日記

それ以上でもそれ以下でもない、ただの日記

躁鬱

ただただ全てが嫌になる。どうでもよくなる。そんな気分になることがたまにある。

どうしようもないし、そもそもどうもこうもない。

あの時こうしていれば。ではなく、あの時何もしていなければ。自分さえ居なければ良かったんじゃなく、あの場に自分が居ない方が自分が幸せだった。

辛いことがあるから目を背けたいんじゃなくて良いことなんて何もないって分かってるから何も見たくない。

好きだった人も、好きかもしれないと思った人も、少なくとも今はどうでもいい。ただただ関わりたくない。自分と関わっていてほしくない。

穏便に。出来るだけ何もなかったかのように周りに振舞って、それでも誰かに気づいて欲しくて、つまらない自分が見え隠れするのが堪らなく嫌だ。もっと言うとつまらない自分が嫌なんじゃない、それが見え隠れしてしまうこと自体が嫌だ。

漫画や小説なんかを見ていると「僕/私は自分が嫌いだ」なんて台詞をよく聞く。

自分はそうじゃない。自分のことは好きだ。でもその自分の中身を見ようとすると、見事なぐらい何もない。

自分でも掴めない性格も、大してよくもない頭も、自分では多少いいように見えてしまうけどニキビまみれの顔も、体毛が濃くて醜い容姿も、役に立たない趣味趣向も、常識や教養、ユーモアに話す力や聞く力を壊滅的に持ち合わせて居ないことも、運動神経のなさも、人の気持ちを考えてもどうしようもないくらい外れていることも全部わかってる。

自分に良いところなんて何もないし、もしあるのなら教えて欲しい。優しい人達は頑張って見つけてくれるかもしれない。それでも自分にとってそれは自分のいいところではなく、誰でも持ち合わせたようなたわいも無いことなんだろうと聞く前から思ってしまう。そもそも聞く勇気だって持ち合わせていない。

あぁ、死にたいわけでもない、消えたいわけでもない、ただこのまま全部全部そのまま放り出して全てを忘れたい。それを消えたいって言うのかな。

あぁ、もう本当に、見るだけで不快な気持ちと嬉しい気持ちが混ざってどうしようない気分になる。いつになったら解放されるんだろう。忘れさせてあげるなんて言ったんだから、責任持ってあなたやあの人のことも忘れさせて欲しい。

 

とりあえず、フラクタルはどうなるんだ。客としても中身としても、どうしたら良いのか分からない。ほしあかりだってもう行きたくはない。あの人にもあの人にも逢いたくない。あぁ。